城ノ下遺跡(和泉国・熊取町)

別称> 不明

住所> 大阪府泉南郡熊取町小谷南

比高(標高)> 7m(79m)

形態> 平山城か?

時期> 不明

アクセス> 

水間観音駅が最も近い。周辺の久保城、鳥羽殿城や興蔵寺城などと一緒に巡るといい。

歴史

小字名などから城館の可能性が想定されている遺跡で、歴史などは不明。興蔵寺城に関連しているのだろうか。『熊取町南部開発に伴う埋蔵文化財分布調査報告書』の小字地図を見ると「堀ノ川」がある。

構造・現状

多くの発掘調査が行われている。平成八年の住宅地造成の際の調査では何も確認されず(町報告書40)、平成十年の98-1区の調査では、中世の包含層が三層確認されたが、城館関連のものは見つからなかった(町報告書32)。平成十四年の02-1区の調査でも何も確認されなかったが(町報告書40)、平成十六年の04-1区の調査では中世の層が検出された(町報告書45)。平成十八年の06-1区の調査で中世の耕作土層が確認された(町報告書48)。

現在、遺構などが見れないことは言うまでもないが、低丘陵になっており、高低差は感じられる。

史料・資料> 

『熊取町遺跡群発掘調査概要報告書』32, 40, 45, 48(数字は「熊取町埋蔵文化財調査報告」としての番号)

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