松尾寺城(和泉国・和泉市)

別称> 松尾城(『泉のひびき』)

住所> 大阪府和泉市松尾寺町

比高(標高)> 20m(99m, 金堂付近)

形態> 山城?

時期> 戦国期

アクセス

松尾寺の駐車場がある

歴史

山岳寺院の松尾寺を利用した城郭で、松尾寺僧が拠ったとされる(『和泉志』『泉のひびき』)。松尾寺自体の歴史については『松尾寺文書』に詳しい。また同文書の松尾寺の由緒書には「古城跡西ニ当り」とあり、これは春木城を指すのかもしれない。

構造・現状

現在、松尾寺のある山は散策路が整備されているため、見学しやすい。散策していると、削平地や堀切、竪堀らしきものなどがある。しかしどれも寺院遺構、城郭遺構、後世の開発のいずれなのかはわからない。

史料・資料

『和泉志』、『泉のひびき』、「松尾寺由緒書」(以上は『史料集5 和泉の中世城郭』所収)、『日本城郭大系』、『和泉市の考古・古代・中世』

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