堀上環濠集落（摂津国・大阪市）

＜別称＞　不明

＜住所＞　大阪府大阪市淀川区三津屋南

＜比高(標高)＞　0m(-0.5m)

＜形態＞　環濠集落（平城）

＜時期＞　中世？

＜アクセス＞　

神崎川駅、もしくは十三駅が近い。

＜歴史＞

『日本城郭大系』に「旧西成郡堀上村は環濠集落の一つであった」と記される。同書は住所を淀川区十三東とするが、誤りと思われる。

＜構造・現状＞

もちろん遺構は残っていない。明治四十四年の「大阪西北部」地図（今昔マップ参照）には堀上村があり、明治期の集落の範囲がわかる。これを元に地理院地図電子国土を加工し大凡の堀上村の範囲を示したのが上の図である。西北部が横矢のように見えなくもない。

また「堀上元町跡」の石碑（34.727079, 135.475337）と堀上愛宕神社が堀上村の名残である。

＜史料・資料＞　

『日本城郭大系』