御影城(摂津国・神戸市)

別称> 平野城、御影村城(『摂津志』)

住所> 兵庫県神戸市東灘区御影山手

比高(標高)> 30m(60m)

形態> 平城

時期> 南北朝期

アクセス

御影駅からすぐ。石碑はこのあたりにある。

歴史

観応年中に平野忠勝が在城したが、敗戦し郡家で農業をするようになったという。また『西摂大観 下巻』「旧家及人物」には、平野忠勝は松永久秀が滝山城に拠ったときに平野村に城を構えたと記されている。

構造・現状

「城の前」「大手筋」などの字名が残っている。北側の深田池公園となっている深田池は堀の名残ともされ、『日本城郭大系』には神戸市立御影北小学校の東側に塁濠の跡らしき地形があるというが、現在は確認できない。上述の石碑や、深田池公園・上ノ山公園の案内板で御影城が触れられている(上ノ山公園の方は、公園名の石の側面にある)ほか、近くの中勝寺は平野忠勝の菩提所となっている。深田池を除けば遺構は残っていないものの、周辺には多くの痕跡が今なお残っている。

史料・資料> 調べている途中

『摂津志』、『西摂大観』、『日本城郭大系』

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